第47回 2011.1.28

講談 旭堂 南鱗 昭和51年4月入門 3代目南陵門下。講談もできる相撲解説者

 

 

「お坊主稲川」

 

 

落語 桂 米左 昭和59年3月入門 3代目米朝門下。落語はもとより鳴り物の名手

 

「ふぐ鍋」

 

 

 河豚を貰ったので鍋にして食べることになる。出入りの男を呼んで食べさせるが中毒が怖くて手をつけない。「お前はんも食べんのかいな。」「へえ。まず、旦那はんから食べとくんなはれ。」「いや、わしもなあ。・・・」鍋を前に二人が途方にくれていると、折よく物貰いがやってきた。「そんならあいつに食べさせて具合見てやれ。」「そらよろしいな。」と少しだけ与える。様子を見にやると何ともない。まず大丈夫だろうと二人で鍋を平らげる。と、そこへ物貰いがやって来て「旦那さんがたが大丈夫ならゆっくり頂きます。」

落語 林家 市楼 平成13年12月入門 4代目染五楼門下 祖父・父と3代続く落語界のサラブレッド

 

「普請ほめ」

 

 

第48回 2011.05.11

講談 旭堂 南鱗

 

「木村長門守」

 

 

落語 笑福亭岐代松 昭和57年6月入門 6代目松鶴門下 落語はもとより笛・太古の名手

 

「紙入れ」

 

貸本屋の新吉は出入り先のおかみさんに誘惑され、旦那の留守中にせまられていた。そんな時にいきなり旦那がご帰宅、慌てた新吉はおかみさんの計らいで辛うじて脱出に成功する。

もうやめようと決意する新吉だったが、旦那からもらった紙入れを、現場に忘れてきた事に気づく。しかも、紙入れの中にはおかみさん直筆の『遊びにいらっしゃい』という手紙が入っている――絶体絶命である。

焦った新吉は逃亡を決意するが、ともかく先方の様子を探ろうと、翌朝再び旦那のところを訪れる。

出てきた旦那は何故か落ち着き払っている。変に思った新吉は、「他の家の出来事」と称して昨夜の出来事を語ってみるが、旦那はまるで無反応。ますます混乱した新吉が考え込んでいると、そこへ浮気相手のおかみさんが通りかかる。

旦那が新吉の失敗を話すと、おかみさんは「浮気するような抜け目のない女だよ、そんな紙入れが落ちていれば、旦那が気づく前にしまっちゃうよ」と新吉を安堵させる。

旦那が笑いながら続けて「ま、たとえ紙入れに気づいたって、女房を取られるような馬鹿だ。そこまでは気が付くまいて」


落語 桂 さろめ 平成19年11月入門 あやめ門下 あやめの愛弟子。女流のホープ

 

「雑俳」

 

 

第49回 2011.9.7

落語 笑福亭学光 昭和50年入門 鶴光門下 上方落語界の人気者

 

「夢八」

講談 旭堂 南鱗 

 

「佐野山権平」

落語 笑福亭飛梅 平成20年12月入門 松枝門下 元気いっぱいの若手のホープ

 

「延陽伯」